セ・リーグ 中日の落合GM

三冠王打者の落合博満氏が中日の監督に就任したのは2004年です。
当時は、本当に監督が務まるのか懐疑的な見方をする野球ファン、野球関係者が多くいましたが、その下馬評を覆し、2011年に退任するまでの8シーズンにおいて、リーグ優勝4回、日本一1回を達成するとともに、中日ドラゴンズの歴史で初めての連覇を成し遂げるなど、輝かしい実績を残し、退任。その後、2年間の空白ののち、GMとして現場復帰を果たします。

輝かしい実績とは対照的に、若手育成には疑問符が残る状態で、中日の歴史上初の3年連続Bクラスを続けています。落合博満監督がずっとベテランを使い続けてきたのも要因と考えられます。そのベテランが落合GMによって一掃され、若手が一気に増えている状態です。まだまだ時間がかかる状態ではありますが、チームの建て直し、そして、一時期の常勝球団だった時代に戻していくべく、選手の補強面から落合博満GMは中日ドラゴンズを支えている状況です。

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